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〔文京区小石川二丁目マンション問題〕4年もの期間、通学路の一方通行道路を大型工事車両が逆走することが許されていいのでしょうか!?
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(1)歩行者優先の必要性について
堀坂、六角坂は、礫川小学校、柳町小学校をはじめ、学校教育施設の通学路となっています。地域には高齢者も多く、歩行者の安全確保が必要です。
しかし、実際は、両坂とも道が狭く、特に堀坂は、車が片側を走る時でさえ、歩行者は危険を感じて立ち止まらざるを得ません。幹線道路の渋滞回避で通過する車も多く、六角坂では、大型車両通行禁止を無視する車や路側帯を越えて走る車が多いです。過去には死亡事故が発生していることも考えると、速度を落とさざるをえない構造の歩行者用通路の必要性は極めて高いです。道路拡幅を伴う開発を行う業者等は、特に「歩行者優先」「子供やお年寄りが安心して歩行できる空間」の確保が求められています。
ところが、現在進行中の堀坂の拡幅を含む開発計画で、事業者は建築計画の全体像を一向に説明せず、行政庁もまちづくりの構想を説明していません。また、行政庁が近隣住民に説明した「まちづくりのための堀坂拡幅開発工事」というところでは、事業者の説明会での説明と異なっており、住民はその開発意義にも疑問を感じております。さらに、事業者の開発計画案では歩車道分離の方式すら示されず、東京都福祉のまちづくり条例、文京区福祉環境整備要綱の事項を満たしません。このままだと、ただ車道が拡幅されるだけで、交通量が増え、接続する周辺の狭窄道路等での渋滞、混雑化の発生も予測され、歩行者にとって一層危険な道となります。事業者には、車寄せ、歩車道分離、緑地帯などの設置が強く求められます。
(2)歴史に配慮したまちづくりの必要性について
両坂道の周辺は、区内外から散歩者が訪れる歴史のある街であり、堀坂の道標や区教育委員会の看板が設けられています。平成13年の「まちづくり」の理念に沿い、歴史を感じられる情緒ある空間とすることが、地域ひいては区全体の評価を高めると考えられます。
東京における自然の保護と回復に関する条例も接道緑化を求めています。事業者においては、「くらしの道ゾーン」のような樹木による歩車道分離、歩行者優先の道を整備し、地域の環境に寄与する開発を求めたいです。
(3)まとめ
以上のことから、堀坂、六角坂の開発では「豊かな緑地帯を伴う歩行者優先道路」の整備、「歴史性に配慮した歩行者空間」の形成を行うことを求め、下記の事項について陳情いたします。
陳情事項
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☆ | 文京区が開発事業者に伝えた7項目の要望 | →こちらの記事、 |
急峻な位置に車の出入り口は設けない | →こちらの記事、 | |
緑地帯を伴う歩行者優先型の道路整備とする | →こちらの記事をご覧ください。 |